シェルや三菱商事など、エクアドル産原油供給契約に入札=エネルギー相

[キト 3日 ロイター] – エクアドルのエネルギー相は3日、記者団に対し、同国産原油の供給契約に英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、三菱商事<8058.T>、国際商社トラフィグラ[TRAFGF.UL]が入札したと述べた。

落札企業は数日内に決定される。今回の契約で想定されるエクアドルの輸出収入は9億5000万ドルだが、販売価格は国内現物市場での石油販売価格にプレミアムを付与して決定する予定。

国営企業ペトロエクアドルによると、シェルの入札額が最も高かったという。

今回の契約では、エクアドルは落札企業に対し2020年と21年に36万バレルの原油を4回、22年と23年に同量の原油を24回供給する。

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