英国とEU離脱後の新たなパートナーシップを速やかに構築=官房長官

[東京 13日 ロイター] – 菅義偉官房長官は13日閣議後の会見で、英国の総選挙について関心をもって注視しているとしたうえで、日EU経済連携協定(EPA)を踏まえてEU離脱後の新たなパートナーシップ構築に速やかに取り組んでいくとした。また、EU離脱による関税面などでの影響について、日系企業には今後も予見可能性や法的安定性確保なども含めて引き続き必要な対応を行っていく方針を示した。

安倍晋三首相が15日からインドを訪問する予定となっていることについて、菅官房長官は「現地情勢を見極める必要がある」と述べ、日程の変更の可能性も念頭にあることを示した。訪問予定地であるアッサム州とマニプール州はデモの頻発など治安が悪化しており、現在外務省が不要不急の渡航をやめるよう危険情報を出している。

関連記事
5月5日に行われたパナマ大統領選で、ホセ・ラウル・ムリーノ・ロビラ(José Raúl Mulino Rovira)氏はサプライズ当選を果たしたが、これはバイデン政権に影響を与える可能性がある。 バイデンの綱領には、移民がアメリカ南部国境に侵入するのを防ぐためのダリエン地峡(2つの陸塊をつなぎ、水域に挟まれて細長い形状をした陸地)の閉鎖が含まれている。
米海軍と台湾海軍が4月に西太平洋で合同軍事演習を行なったと、ロイター通信が14日に報じた。台湾国防部の報道官は同日の記者会見で「海上衝突回避規範に基づき、通常の訓練を行なった」と発表した。
豪州シドニーのシドニー国際水泳センターで13日、ソーラーパネルが炎上し、数百人の学生を含む2500人以上が避難した。ニューサウスウェールズ州消防救助隊が出火の原因について調査している。
8940億ドルの2025会計年度国防予算を議会が今後数週間で審議する予定だ。ロバート・ピーターズ氏は、ロシアの戦術核兵器の優位性は「最も緊急の注意を要する」と述べた。
ロシアが最近行った戦術核兵器使用の威嚇を一見すると軽視されがちだが、「ウクライナ国外」の英軍施設への攻撃という状況は、あからさまな警戒とまではいかないまでも、注目を集めるものだ。