インドネシア首都ジャカルタで洪水、少なくとも21人死亡

[ジャカルタ 2日 ロイター] – インドネシアの首都ジャカルタと周辺では、年末から年始にかけて降った豪雨で鉄砲水や土砂崩れが発生。社会省報道官はロイターに、2日時点で死者数は少なくとも21人と明らかにした。現地では2日以降も大雨が予想されている。

数年来の大規模な洪水で、鉄道の運行がストップし、一部地域で停電が起きている。

ジョコ・ウィドド大統領は2日、記者団に、住民の避難と安全確保のための対応を最優先すべきと述べるとともに、市当局と中央政府が連携を強化する必要があると述べた。

ジョコ大統領はツイッターで、洪水を管理するためのインフラ事業の一部が、土地収用を巡る問題で2017年から遅れており、それが今回の洪水を招いたと批判した。

気象当局は、豪雨が7日まで続く可能性があると予想している。

ジャカルタは、2007年の洪水で50人以上が死亡した。

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