奨学金の代わりに豚肉1キロ 中国各地で豚肉キャンペーン

中国各地で広がる豚コレラの影響で、豚肉の価格は2倍にまで跳ね上がった。豚肉は今、希少価値の高いものとなった。貴州のある小学校では、成績優秀な生徒に与える奨学金の代わりに、豚肉を贈呈したという。

中国国内メディアによると、貴州の畢節市(ヒッセツシ)にある私立・翰林(カンリン)小学校は、生徒を激励するために、このほど、市場で7頭分(約3トン、約5万元)もの豚肉を購入し、90人以上の成績優秀者に与えた。成績がトップ3の生徒にそれぞれ15キロと10キロの豚肉、そして豚足が贈られた。

前年度までは、1位は300元、2位は200元、3位には100元の現金を贈っていた。学校によれば、多くの親が奨学金の代わりの豚肉を喜んでいる。

▶ 続きを読む
関連記事
米銀行大手のJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループの各最高経営責任者(CEO)は21日 […]
バイデン米大統領は18日、米CBSテレビのインタビューで、中国が台湾に侵攻すれば米軍が防衛すると明言した。台湾 […]
米上院外交委員会は14日、台湾への関与を強化する「台湾政策法案」(Taiwan Policy Act)を賛成1 […]
台湾の半導体大手、聯華電子(UMC)創業者の曹興誠(ロバート・ツァオ)氏(75)は1日、台湾軍と連携して活動で […]
台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会は16日、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問や中国軍の軍事演習などに関 […]