台湾、本土居住の中国人の入境禁止を発表 新型肺炎の拡大阻止へ

[台北 5日 ロイター] – 台湾当局は5日、中国本土に居住するすべての中国人の入境を6日から禁止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する。

台湾はすでに、多くの中国人の入境を事実上停止していたが、今回の禁止措置により制限を強化する。

台湾で感染が確認された人は11人となっており、台湾当局は入境条件の厳格化など感染拡大の阻止に向けた措置を講じてきた。

台湾の保健当局は、中国本土に居住するすべての中国人を対象とした入境制限について、「中国における(ウイルス)流行の深刻さや、中台間の緊密なやり取り」を踏まえた措置と説明した。

台湾は今週、過去14日間に中国に滞在した外国人の入境を禁止する方針も発表している。香港とマカオは対象外とした。

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