共和党の指名争いから撤退、ウォルシュ元下院議員 民主党候補支持へ

[ワシントン 7日 ロイター] – 11月の米大統領選で共和党の候補指名を目指していたジョー・ウォルシュ元米共和党下院議員が撤退を表明した。大統領選では民主党候補を支持するとしている。

同氏はCNNとのインタビューで、「共和党予備選で(トランプ大統領を)制することはできないが、人々を団結させてトランプ氏を阻止するため全力を尽くすことはできる」と語った。

また後に、「トランプ氏がホワイトハウスにいるよりも、誰でもかまわないから民主党員のほうが良い」と述べた。

2010年、保守系草の根運動「ティーパーティー」の支援を受けてイリノイ州から下院議員に選出されたウォルシュ氏は、12年に民主党候補に敗北。その後はシカゴ地区のラジオトークショーの司会者を務めている。

トランプ大統領の全米規模の支持率は50%を下回っているが、共和党内の支持率は依然高く、昨年11月には大統領の対抗馬として共和党候補指名獲得争いに出馬を表明したマーク・サンフォード元下院議員が撤退。同じく党候補指名争いに出馬しているビル・ウェルド元マサチューセッツ州知事も、得票にはずみがつかない状況が続いている。

トランプ陣営のコメントは得られていない。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。