新型ウイルス、数週間以内に臨床試験結果=WHOフォーラム

[ジュネーブ 12日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)の研究フォーラムで共同議長を務めたマリーポール・キニー氏は12日、新型コロナウイルスについて、中国の科学者が2つの抗ウイルス薬の治験を行っており、数週間以内に予備的な臨床試験の結果が出るとの見通しを示した。

キニー氏は元WHOのウイルス学者。2日間にわたってスイスのジュネーブで科学者・研究者300人以上を集めた非公開の研究フォーラムを開催し、共同議長を務めた。中国や台湾の学者もオンラインでフォーラムに参加したという。

同氏は会見で「すべての臨床試験を同じ基準で行い、同じ結果が出るよう、現在、手続きの定義を進めているが、中国の学者が強い関心を示している」と発言。

正確な人数はわからないものの、かなりの数の患者が、すでに抗ウイルス薬「リトナビル」と「ロピナビル」を併用投与されているという。

同氏は「この療法に効果があれば素晴らしい。この薬はHIV治療薬としてジェネリック製剤が開発されており、明らかに入手可能だ」と述べた。

このHIVの併用療法は米製薬大手アッヴィ<ABBV.N>が「カレトラ配合錠」として販売している。

同氏によると、この治療法に効果があるかは現時点でわかっておらず「数日もしくは数週間待つ必要がある」という。

また中国国営の研究所は先週、米製薬大手ギリアド・サイエンシズ<GILD.O>のエボラ出血熱の治験薬「レムデシビル」を新型コロナウイルスの治療薬として利用する特許を出願した。

同氏は「患者へのレムデシビルの投与も非常に近い時期に始まる。レムデシビルはエボラ出血熱にはあまり効果がなかったが、エボラウイルスとコロナウイルスは別物で、効果が期待できる可能性がある」とした上で「良い兆候がみられるかどうかを確認するには数週間待つ必要がある」と述べた。

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