ニューデリー、2年連続で大気汚染最悪都市 北京の2倍超

[ニューデリー 26日 ロイター] – スイスに拠点を置く団体IQエアビジュアルが発表した2019年の報告書によると、インドの首都ニューデリーが2年連続で世界で最も大気汚染が深刻な都市となった。

また、世界で最も大気が汚れている30都市のうち、21がインドの都市だった。

調査は大気中の微小粒子状物質「PM2.5」の平均濃度を測定。それによると、ニューデリーは1立方メートル当たり98.6マイクログラムで、9位となった中国北京(42.1マイクログラム)の2倍以上だった。

ニューデリーの大気汚染は、自動車の排ガス、産業関連の排気、建設現場の粉塵、ごみ焼却や近郊で行われる余剰作物焼却などが原因。

ただ19年には、インドのPM2.5濃度は前年に比べ「広範囲な改善」が見られたと調査は指摘した。主に、好ましい気象条件、政府の大気清浄化対策、経済全体の減速などが奏功したとみられている。

調査は、「改善は見られるものの、インドは依然、深刻な大気汚染問題に直面している」とした。

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