イラン、新型ウイルス死者26人・患者245人に増加 副大統領も感染

[ドバイ 27日 ロイター] – イラン保健当局は27日、新型コロナウイルスによる死者が計26人になったと発表した。感染者も前日から106人増え、245人に達した。

エブテカール副大統領(女性・家族問題担当)が感染したことも明らかになった。症状は軽く、入院はしていないという。

イランではこれまでに、新型ウイルス感染防止に取り組んでいたハリルチ保健次官や国会議員らも感染している。

イランでの死者数は中国外で最多。感染が国内で拡大する中、当局は国民に対し、不急の旅行を自粛するよう促した。

国営テレビによると、テヘランでは金曜の礼拝が中止された。

また、国営イラン通信(IRNA)によると、イラン政府は中国人の入国を禁止した。

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