原油先物1年超ぶり安値、週間では16年以降で最大の下げ

[ニューヨーク 28日 ロイター] – 米国時間の原油先物は6日続落し、1年超ぶりの安値を付けた。週間では2016年以降で最大の下げとなった。新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済を鈍化させ、原油需要が打撃を受けるとの懸念が広がっている。

北海ブレント先物は最も商いが多かった5月限<LCOc2>の清算値が2.06ドル(4.0%)安の1バレル=49.67ドル。2017年7月以来の安値を付けた。

一方、4月限<LCOc1>の清算値は1.66ドル(3.2%)安の50.52ドル。米WTI原油先物<CLc1>は2.33ドル(5.0%)安の44.76ドル。共に終値ベースで18年12月以来の安値だった。

週間では北海ブレントが約14%安。16年1月以来の大幅な下げだった。WTIは16%超下落し、08年12月以来の大きさだった。

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