中国湖北省、女性教師が死亡 危うく生きたまま火葬
2019年10月28日、中国当局に弾圧されている伝統気功グループ、法輪功の女性学習者の劉偉珊さん(51)が湖北省で死亡した。生前、劉さんは武漢市女子刑務所で、残酷な拷問を受け、精神に異常をきたした後、寝たきり状態になった。中国当局はかつて、まだ呼吸をしている劉さんを火葬炉に入れようとしていた。
法輪功情報サイト「明慧網」によると、劉さんは湖北省襄樊市の住民で、同市漢江機械工場(現在は中航工業航宇救生装備有限公司)の附属学校で教員として務めていた。勤勉な劉さんは人望の厚い人だった。劉さんは複数の持病を持ち、1994年に胆のう摘出手術を受けた。1999年初めに法輪功を修煉し始めてから、体調が良くなり、病の苦痛も和らいだ。
1999年7月20日、当時の国家主席である江沢民らが法輪功学習者に対して弾圧政策を実施し始めた。メディアは当局の指令の下で、法輪功に関する虚偽の報道を行った。劉さんは、親族、同僚や上司に、メディアの報道を信じないようにと説得したが、上司らは劉さんを勤務先に一時軟禁した。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。