独仏、新型ウイルス懸念で在北朝鮮の代表部を一時閉鎖

[ソウル 9日 ロイター] – ドイツとフランスは9日、新型コロナウイルス感染への懸念から、北朝鮮から外交官を退避させ代表部を一時閉鎖した。クルックス英駐北朝鮮大使が明らかにした。

北朝鮮はこれまで新型ウイルスの感染を確認していない。ただ、出身国で感染が確認された外国人には30日間の隔離を義務付けているほか、国境の検問も強化している。

クルックス大使は「北朝鮮を離れるドイツとフランスの仲間に別れを告げるのは悲しい。両国のオフィスは一時的に閉鎖された。英国大使館は業務を続けている」とツイートした。北朝鮮を離れた理由や、コロナウイルスには言及していない。

ドイツは北朝鮮に大使館がある。フランスは北朝鮮と公式な外交関係はないが、総代表部を置いている。

両国の在韓大使館のコメントは得られていない。

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