原油20ドル以下に、米シェールオイル標的なら長期化=バンカメ
[9日 ロイター] – 米バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)・グローバル・リサーチは9日、原油価格は将来的に1バレル=20ドルを下回るとの見方を示した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の協調減産を巡る交渉が決裂し、サウジアラビアが価格競争を開始したことを受け、大手銀行の間で原油価格見通しの下方修正が相次いでいる。
バンカメ・グローバル・リサーチは2020年の予想について、北海ブレント先物<LCOc1>は1バレル=45ドルとし、従来の54ドルから下方修正。米WTI<CLc1>は41ドルとし、49ドルから引き下げた。
サウジアラビアが原油の公式販売価格(OSP)を引き下げ、大幅増産の計画を打ち出したことを受け値下げ競争が始まるとの見方が浮上。原油先物は9日の取引で約30%急落した。
関連記事
米下院は30日、国土安全保障省の歳出法案を可決した。10週間に及んだ政府機関の一部閉鎖は終結する見通しとなった
リトアニアのナウセダ大統領は4月30日、トランプ政権が進める、ホルムズ海峡の航行再開に向けた「海上自由構想」への参加を支持すると表明しこの案を国家防衛評議会に諮る考えを示した。
「なぜ検討しない理由がある? イタリアは何の助けにもならず、スペインはひどかった。まったくもってひどかった」とトランプ氏は述べた
米国とイランの交渉が依然として合意に至らない中、トランプ政権がイランへの圧力強化として極超音速ミサイルの配備を検討していると米メディアが報道した。
ルビオ米国務長官は、イラン政権内部の深刻な分裂が米イラン合意の最大の障害だと指摘。ホルムズ海峡を「経済的核兵器」として利用する動きにも警告し、制裁強化の可能性に言及した。