自らを低くすることの大切さ
ある日の放課後、娘を連れて閲覧室に行きました。閲覧室は静かで、娘は絵を描き、私は本を読んでいました。
しばらくすると、ノックの音が聞こえ、同僚が文献を調べに来ました。同僚は娘と会うのは初めてで、娘と少し話をしたら、「邪魔してごめんね」と娘に言って仕事に戻りました。娘も笑顔で返事をし、また絵を夢中で描き始めました。閲覧室には再び静寂な時が訪れました。
その時の閲覧室は家にいる時と違って和やかでした。娘が家で騒いだりするとついつい注意したりするのですが、子どもは夢中になって遊んでいる時に親の言葉が耳に入らないものです。しびれを切らして娘を叱ったことも何回かありました。叱られると娘は静かにするのですが、ふてくされて口もきいてくれませんでした。
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