中南米で相次いで全校休校指示、新型コロナ懸念で

[サンサルバドル/パナマ市 11日 ロイター] – 中南米で、これまでに少なくとも3カ国が、新型コロナウイルス拡大抑制策として、公立・私立の学校で短期間、全授業を中止する指示を出している。

エルサルバドルのブケレ大統領は、全国にテレビ中継されたメッセージで、3週間の全校休校を指示。これまでに国内で感染は確認されていないが、この期間はあらゆる集会を禁止すると付け加えた。

これより先、パナマのMaruja Gorday教育相が、新型コロナに対する懸念を理由に、11日から少なくとも4月7日まで、国内の大半で公立・私立の学校を休校にするとの声明を発表した。

また11日には、ペルーのビスカラ大統領が、少なくとも3月30日まで全校を休校にすると表明した。同国政府がこれまでに確認している感染は15人。

一方、中南米諸国で最も感染確認が多いブラジルでは、こうした措置は発動されていない。

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