東京五輪、予定通り準備進める=WHOのパンデミック表明で官房長官

[東京 12日 ロイター] – 菅義偉官房長官は12日午前の会見で、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの感染拡大について「パンデミック」と表明したことに関連して、東京オリンピック開催の準備を予定通り進める考えを示した。

WHOのパンデミック表明で開催の延期を想定した準備をする必要があるかとの質問に「政府としては予定通り、大会開催に向けIOC(国際オリンピック委員会)、組織委、東京都などと緊密に連絡をとり準備進める。その考え方に変わりはない」と語った。

新型コロナウイルスの感染が国内で引き続き広がっていることについては、「現時点で直ちに緊急事態宣言を出すような状況ではない」との見解を示した。

今年の春闘で自動車、電機メーカーの中にベアゼロと回答する企業が出ていることに関しては「多くの企業で7年連続でベアが実施されてきている」との認識を示したうえで、「コロナウイルスの影響が相当程度顕在化し、先行き不透明にある今だからこそ、賃上げの流れを継続していくことが大事だ」と強調した。

森雅子法相が9日の参議院予算委員会での「東日本大震災の時、検察官は最初に逃げた」との答弁を撤回したことに関連して「閣僚は国会では緊張感をもって対応してもらいたい」と述べた。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。