米NYとLAの市長、レストラン・映画館などに閉鎖指示へ

[ニューヨーク 15日 ロイター] – 米ニューヨーク市とロサンゼルス市の市長は15日、新型コロナウイルスの感染拡大を遅らせるため、レストランやバー、映画館、劇場に閉鎖を指示する考えを示した。

関係者によると、食事の持ち帰りと宅配のみ認められる。

デブラシオ・ニューヨーク市長は「レストランやバーなど人々が近い距離で座る場所でウイルスが急速に広がる可能性がある」とし、「このサイクルを断ち切る必要がある」と述べた。

ロサンゼルス市のガーセッティ市長は、スポーツジムも閉鎖の対象とする考えを示した。

両市長とも、安易に下した決定ではないことを強調。

デブラシオ氏は、「ニューヨーク市は前例のない脅威に直面しており、戦時のような考え方で対応しなければならない」と理解を求めた。

ニューヨーク市では17日午前9時までに5万店を超えるレストランが閉鎖される見通し。閉鎖の期間は明らかにされていない。

ロサンゼルス市の規制は22日深夜から実施される。

ガーセッティ市長は、閉鎖期間は31日までとしているが、延長の可能性も示唆している。

*内容を追加しました。

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