フランス、外出禁止令を検討 新型コロナ拡大抑制へ=関係筋

[パリ 15日 ロイター] – フランス政府は、新型コロナウイルスの感染拡大抑制に向けて外出禁止令の発令を検討している。政府の計画について知る複数の関係筋が15日、明らかにした。

外出禁止措置の期間や、政府内で最終決定が下されたかどうかは不明。

関係筋の1人によると、外出禁止措置は17日深夜から実施される。

フィリップ首相は14日、全土のレストランやバー、映画館などに閉鎖を指示し、国民に不要不急の移動を控えるよう求めた。

しかし、15日には各地で公園や川岸、その他公共スペースに人が集まる様子が依然として見られ、当局者の間で国民が忠告に耳を傾けていないとの懸念が高まった。

フランスでは新型ウイルスへの感染による死者が15日時点で127人と、前日から30%超増加し、感染者数は5423人を超えた。

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