台湾、大半の外国人の入境禁止へ 新型コロナで

[台北 18日 ロイター] – 台湾当局は18日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大半の外国人の入境を禁止すると発表した。在留許可証の保有者と外交官は対象外。

現地時間19日午前0時(日本時間午前1時)から実施する。新たな禁止措置の期限は明らかにされていない。

入境者は全員、14日間の隔離措置の対象となる。

台湾は既に、必要不可欠な場合以外は海外に渡航しないよう住民に要請している。

台湾は新型コロナの感染を効果的に抑制していると専門家に評価されたこともあったが、現在では特に欧州から戻ってきた住民の感染が確認されるケースが日々増えている。

陳時中・衛生福利部長(衛生相に相当)は会見で、これまでに確認された77人の感染者のうち、過去2日間に確認されたケースはすべて海外から持ち込まれたケースだと説明した。

呉外交部長(外相)は同じ会見で、台湾がワクチンの研究や生産も含めて米国との協力を強化することも明らかにした。

外交部長によると、米国は台湾に30万着分の防護服の材料を提供し、台湾は域内でのマスクの供給が十分な状態になった時点で1週間当たり10万枚を米国に輸出する。

台湾は1月末にマスクの輸出を禁止。その後生産量を1週間当たり1100万枚に増やした。衛生福利部長は、今後数日間にさらに1500万枚に増やすことを目指すと述べた。

*内容を追加しました。

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