ドイツ首相、コロナ対応で「戦時体制の結束」呼び掛け

[ベルリン 18日 ロイター] – ドイツのメルケル首相は18日、新型コロナウイルスへの対策として人混みを避けるなど予防規則を守ることが重要だとした上で、国民に対し「戦時体制の結束」を呼び掛けた。

ドイツは食料品店や薬局などを除く店舗の閉鎖や教会などでの集会禁止を打ち出しているが、首相はテレビ演説で「国民は事態を深刻に受け止めてほしい。わが国は東西統一はもちろん、第二次大戦以降で最大の困難に直面しており、結束した対応が非常に重要になる」と指摘。「政府としても修正すべき点を見直し、さらに必要な対策を取る」と語った。

自由行動の制限が多くの国民にとって受け入れ難いことは十分に認識しているが、それでも感染拡大の防止に向け協力してほしいと訴えた。

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