NGO国境なき記者団(RSF)が発表した2026年版世界の報道自由度ランキングによると、世界の報道自由度は過去25年で最低水準に落ち込んだ。RSFは、同指数の発表以来初めて、世界の半数を超える国・地域が「悪い」または「非常に悪い」な状況に分類されたと指摘した。
180の国・地域を対象としたランキングで、共産中国は2年連続で178位となり、エリトリアと北朝鮮をわずかに上回る最下位圏にとどまった。報告によると、中国では近年、国家安全に関わる法律などを通じてメディア統制が強化されており、少なくとも121人の報道関係者が拘束されている。その数は世界最多だという。
過去には世界18位だった香港も、2年連続で140位にとどまり、「非常に悪い」な状況に分類された。
報告はまた、中国共産党の情報統制モデルがベトナムやミャンマーなどにも影響を及ぼし、地域内で検閲や報道規制が広がっていると指摘した。
アジアの32か国のうち、21か国が「悪い」または「非常に悪い」に分類され、世界上位20位に入った国はなかった。日本は62位となり、前年から順位を上げた。
上位3か国は、1位がノルウェー、2位がオランダ、3位がエストニアだった。
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