仏大統領が全面封鎖に反対の意向、復活祭など祝祭は中止の公算=関係筋

[パリ 23日 ロイター] – フランスのマクロン大統領は23日、宗教指導者らとエリゼ宮で会合を開き、同国の全面封鎖には反対との考えを示した。出席者に近い筋が明らかにした。

大統領は国民に、日用品の買い物、通勤、通院、運動のための外出以外は自宅にとどまるよう指示しているが、一部の医療専門家はより厳しい措置を求めている。

同筋はロイターに、「全面封鎖はない。封鎖は癒しより多くの痛みをもたらすためとの意図があるとみられる」と述べた。

また会合では、キリスト教の復活祭とユダヤ教の過ぎ越し祭りについて、今年はおそらく祝われないだろうとの結論に達したという。

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