お釈迦さまの歯に埋まった「舎利」 ミクロで見える姿は?
世界には、まだ私たちには計り知れない不可思議な現象があります。科学者が解明できたのは、奥深い宇宙の謎のほんの一端に過ぎないのかもしれません。
阿波羅新聞によると、1974年、中国山西省応県にある仏塔から、改修工事の際に、お釈迦さまのものとされる二つの歯が見つかりました。その歯にたくさん埋まっていたのが、「舎利」と呼ばれる小さな物体。パール、あるいは光り輝くガラス石のような舎利は、修行僧が火葬された後に多く見つかっています。
釈迦の歯に埋まっていた舎利は早速、ベルギーのアントワープにあるアメリカ宝石協会の関係組織に送られ、分析されました。1000倍の電子顕微鏡で観察したところ、舎利には5人の佛が座っているような画像が映し出されました。まるで大きな佛が真ん中に鎮座し、4人が囲むように座っているような情景です。
その他にも、科学的な分析により、釈迦の歯自体は2500年前のものですが、舎利は30億年前のものという結果がでました。また、舎利の熱伝導率を計測した結果、1000~2600という数値が出ました。これは、ダイヤモンドの熱伝導率1000~2000を上回る数値で、かなり硬い物質であることが分かります。分析に関わった科学者たちは、これらの舎利は地球上で最も硬く、破壊することは不可能とコメントしています。
(翻訳編集・郭丹丹)
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