米シェブロン、原油安受け設備投資縮小 自社株買い戻しも中止

[24日 ロイター] – 米石油メジャーのシェブロン<CVX.N>は24日、原油価格の急落を受け、今年の設備投資を40億ドル縮小し、自社株買い戻しを中止すると発表した。

原油価格<LCOc1><CLc1>は、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的な需要が抑制される中、サウジアラビアとロシアの間の価格戦争で1月以降、約60%下落した。

これを受けシェブロンは今年の設備投資を従来計画の200億ドルから160億ドルに縮小すると発表。テキサス州とニューメキシコ州にまたがる最大シェール層パーミアン盆地への投資は従来計画の年間約40億ドルから20億ドルに半減させる。

シェブロンは自社のパーミアン盆地の天然ガス・原油生産量は年末までに日量12万5000バレル減少すると予想。従来は生産量は日量60万バレルを超えるとしていた。

予定していた年間50億ドルの自社株買い戻しも中止した。シェブロンは第1・四半期にすでに17億5000万ドルの自社株を買い戻している。

他の石油大手では、英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>23日、今年の設備投資額を50億ドル減らし、250億ドル規模の自社株買いを停止すると発表。米エクソンモービル<XOM.N>もこれまでに原油安に対応するために短期支出を大幅に削減すると明らかにしている。

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