陸上世界選手権も1年後ずれの可能性、五輪延期受け=世界陸連会長

[ロンドン 24日 ロイター] – 世界陸連のセバスチャン・コー会長は24日、2020年東京五輪が新型コロナウイルス感染拡大を理由に1年延期されたことを受け、来夏に米オレゴン州ユージンで開催を予定している陸上世界選手権を2022年に延期する可能性があると述べた。

コー氏は英スカイスポーツテレビに対し、「来年に五輪を開催する必要性を踏まえ、われわれは既にオレゴンの組織委員会と日程変更や、場合によっては2022年への延期を検討する可能性について協議している」と述べた。

詳しい決定については、国際オリンピック委員会(IOC)が東京五輪の新たな日程を発表するまで待つ必要があるとした。

IOCは今年7月24日─8月9日に開催予定だった東京五輪を1年程度延期し、遅くとも2021年夏までに開催するとしている。[nL4N2BH3V1]

2012年ロンドン五輪の組織委員長だったコー氏は、東京五輪の延期について、「世界は非常に困難で危険な状況にある。スポーツは例外ではなく、IOCと日本政府の決定は完全に正しい」と高く評価した。

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