「人生で一番大切なことは何?」 医師の問いに答える末期症状の子どもたち その珠玉の答えとは
私たちは日常生活の中で、大切なことをつい忘れてしまいがちですよね。
どうすれば人生で一番大切なことを理解できるのでしょうか? 南アフリカのケープタウンに住む小児科医、アラステア・マクアルパインが、末期ガンなどに直面している4歳~9歳の重篤な患者たちに人生で一番楽しかったことを聞いたところ、その答えは、驚くほど奥深く、心を揺さぶるものでした。同医師がツイッターに投稿した、子どもたちの10の金言をお伝えしましょう。
First:
NONE said they wished they’d watched more TV
NONE said they should’ve spent more time on Face Book
NONE said they enjoyed fighting with others
NONE enjoyed hospital
/1— Alastair McAlpine (@AlastairMcA30) 2018年2月1日
1.オンラインに時間を費やすのは価値あることではない
- 一日に2時間以上をソーシャルメディアに使うことが当たり前の世界では、貴重な教訓でしょう。
2.心配してもしょうがない
- たいていの人たちは、車や服や自分の体を気にかけるものですが、不治の病と闘っている子どもたちは、これが価値のないことだと知っています。
3.親切であることに越したことはない
- 重病の子どもたちは、他人に優しいことを最高の美徳としています。
4.動物は自分をより人間らしくしてくれる
- 子どもたちの多くが、犬、猫、馬などのペットを可愛がっています。動物は、子どもたちの心の支えなのです。言葉は要りません。
MANY mentioned their pets:
‘I love Rufus, his funny bark makes me laugh.’
‘I love when Ginny snuggles up to me at night and purrs’
‘I was happiest riding Jake on the beach.’
/2— Alastair McAlpine (@AlastairMcA30) 2018年2月1日
5.アイスクリーム
- さもありなんでしょう。ちなみに、これまでに食べた中で口に合わなかったものはなかったようです。
6.海辺は幸せを感じる場所
- 海に行くと、心配事も洗い流されるような気がします。波にワクワクして気持ちが高ぶります。
7.笑いは処方箋
- どんなに悲しいことがあっても、笑顔がすべてを変えてくれます。子どもたちは、自分を笑顔にしてくれる人たちが大好きです。
8.たくさんの本を読む
- 「本ほど誠実な友はいない」アーネスト・ヘミングウェイの言葉にあるように、重病を抱えた子どもたちにとって、本は真の友となります。子どもたちにたくさんの本を読んであげてください。
ALL of them loved books or being told stories, especially by their parents:
‘Harry Potter made me feel brave.’
‘I love stories in space!’
‘I want to be a great detective like Sherlock Holmes when I’m better!’Folks, read to your kids! They love it. /5
— Alastair McAlpine (@AlastairMcA30) 2018年2月1日
9.家族と一緒に過ごす時間はかけがえのないもの
- 家族と過ごす時間に勝るものはありません。
10.おもちゃとヒーローキャラクター
- すべての子どもたちにとって、想像の世界は特別なものです。
もし明日の命の心配をする必要がなければ、日常のささいなことなど気にもとめないと思います。でも、深刻な病気になったら、価値ある生活に何が必要かを真剣に考えるようになるでしょう。「心優しい人であれ、たくさんの本を読め、家族と時間を過ごせ、冗談を言い合え、海辺に行け、ペットを抱きしめろ」これらをあなたの大切な人に伝えてください。
(大紀元日本ウェブ編集部)