スペインの新型コロナ死者、減少傾向続く

[マドリード 6日 ロイター] – スぺイン保健省は6日、新型コロナウイルスによる死者が637人増え、合計で1万3055人となったと発表した。前日からの増加率は5%と、前週の半分以下に低下。死者の増加ペースが鈍化したのは4日連続となった。

スペインはイタリアに次いで世界で2番目に新型コロナによる死者数が多いが、保健省によると、2日の950人をピークに毎日減少している。

6日のデータでは、スペインの感染者は前日の13万0759人から13万5032人に増えた。

保健省の緊急委員会副委員長のマリア・ホセ・シエラ氏はテレビ会議形式で実施した記者会見で「拡大ペースはほぼ全ての地域で減速している」と述べた。

スペインでは3月14日以降、学校が休校となり、バー、レストランのほか、必要不可欠ではない商品を扱う小売店が営業停止となっている。

サンチェス首相は週末の間、4月26日までこうした措置は継続されると述べたが、復活祭の祝日以降に一部の制限を解除する可能性があることも示唆した。

*内容を追加しました。

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