一人でいることは好きですか? 内向的であることの5つの利点

孤独を楽しめる人はそう多くはありません。 しかし、あなたの人生に関わってくれる人が1人もいないということと、孤独でいるのを楽しむということは大きな違いがあります。 現代の世界では、社交的な人の方が仕事や私生活で得をしていると考えている人がほとんどかもしれません。でも今日はそれと反対に、内向的であることの5つの利点を見ていきたいと思います。

一匹狼は、外向的または社交的なことと同じく性格の一種です。 スーザン・カインが彼女のベストセラーの本「QUIET:内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力」の中で、現代は24時間ニュースが押し寄せ、私たちの注目を集めようとするデバイスに溢れているのだ、と述べています。

この喧騒の中で、今まで以上に、自分のペースで着実に進んでいく人がとても貴重になってきているのです。

1. 一人を好む人は時に違う視点を持っている

大勢で何かに取り組む時、チームとして考えたり行動したりしますよね。こうなると、皆が同じ見解に至るまでに時間がかかったり、本質がずれてしまったりする場合があります。

反対に1人で考える人は、高いレベルの思考や解決力を持っているため「グループ思考」にいつも疑いを持ち、様々な視点で物事を見ているのです。チームが停滞してしまった時は、このタイプの人の高い思考力がより良い結果をもたらすことがあります。

People who stay out of the discussion can have important insights to contribute (Illustration -Shutterstock | George Rudy)

2. 一人を好む人はよく学び深く考える

1人を好む人は、クラブに行ったり騒がしいパーティに参加したりするよりも、たくさんの本に囲まれたり森の中を静かに散歩することを好む傾向にあります。1人でいる時間が多いと、その分本を読んだり、頭で考えたり、瞑想したり、反省する時間が多く生まれ、そうしてより高い思考が生まれていくのです。

このような理由から口数の少ない人が、実はとてもオープンな考えを持っていたり、全く異なった面白い意見を持っていることが多々あります。もし会社か学校でそのようなタイプの人と関わることができたなら、たくさんの新しいアイディアを共有することができるでしょう。

Taking time for themselves means they think and absorb a lot (Illustration – Shutterstock | Africa Studio)

3. 友達の信頼を得る

大勢でいることを好まない人の方が、実は辛い時にとても親身に支えてくれることがあります。1人を好む人は、オンライン上で「友達」を作ることなく、小さくてもちゃんと信頼の置ける友達の輪を広げていくからです。このようなタイプの人は友達を慎重に選びますが、一度友達になるとそこに1つも嘘がなく誠実に人と付き合っていきます。
もしあなたが困難に直面した時は、このタイプの人に相談するのが一番良いと言えるでしょう。

People who like to be alone make great listeners (Illustration – Shutterstock | Antonio Guillem)

4. 静かな人は内面も落ち着いている

多くの人が日常生活で数多くのドラマを繰り広げている中で、1人を好む人は大概静かに過ごしています。それはまさに台風の目と同じです。このタイプの人は、何か厄介なことや大変なことが身に降りかかろうとも動じない独立した強い精神力を持っているのです。

People who spend lots of time on their own are good at tuning out the noise of the world (Illustration – Shutterstock | Antonio Guillem)

5. 価値ある時間を過ごす

興味深い事実として「孤独な人ほど孤独になりにくい」ということがあります。彼らは必要な時はちゃんと必要だと思う人との時間を過ごすのです。それがあなただったならとても光栄なことだと思いませんか?読書や散歩や瞑想が好きな人が、誰かと一緒に過ごそうと思う時は、本当に一緒にいたい人しか選ばないのですから。そして、彼らはその時間をとても大切に過ごしてくれることでしょう。

If an introvert spends time with you, it’s because they want to (Illustration – Shutterstock | antoniodiaz)

(大紀元日本ウェブ編集部)