金相場、利食い売りで小幅安 世界経済巡る懸念で下値は限定的

[13日 ロイター] – 13日の金相場は小幅下落。前週の取引で1カ月ぶり高値を付けたことから、利食い売りが出ている。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大による世界経済の急速な後退を巡る懸念などから下値は限定的となっている。

0239GMT(日本時間午前11時39分)現在、金現物<XAU=>は0.4%安の1オンス=1681.49ドル。米国の金先物<GCv1>は1.4%安の1728.40ドル。

金相場は前週末10日、米国の失業保険統計が弱い内容となり、新型ウイルスによる経済への深刻な影響が浮き彫りになったことを受け、3月9日以来の高値を付けていた。

米経済を下支えするため、連邦準備理事会(FRB)は9日、地方政府のほか、中小企業を含む一般企業に対する総額2兆3000億ドルの支援策を打ち出した。

アクシコープの首席市場ストラテジスト、スティーブン・イネス氏は「FRBの刺激策は金の買い材料だ。金保有の機会費用が改善するだけでなく、いずれドルの下落につながる」と指摘した。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。