他人の財を収め 処理せず 悪報に遭う
合肥に、許という人物がいた。彼は名門の望族出身で、一番上の兄は省の教育行政長官だった。
ある日、保等(科挙に推薦され、登用を待っている)の友人が二百両の金を調達し、彼を成績三等に抜擢するよう許に依頼した。
許は承諾し、お金を受け取った。しかし、彼は忙しさのためにその事を忘れ、力添えをしなかった。等級発表をみると、この知識人は成績六等にまで落ちてしまった。名利を失った友人は首を吊って死に、彼の夫人も悲しみのあまり、気がふさいで病死してしまった。
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