インドネシア、新型コロナの検査を早期に拡充へ=大統領

[ジャカルタ 13日 ロイター] – インドネシアのジョコ・ウィドド大統領は13日、海外メディアに対し、新型コロナウイルス検査を今後、拡充すると語った。

世界第4位の人口を抱える同国は検査件数が世界最低水準で、世界保健機関(WHO)や公衆衛生専門家から批判が出ている。

大統領は、新型コロナウイルスへの感染の有無を調べるPCR検査について、1日に1万件以上実施できるようにする、とした。

スイスに検査キットを発注、来週までに追加の検査体制が整うという。検査機関は78に拡大する計画。

13日午前の段階で、同国で実施された検査は累計2万7000人。ここ3週間で10倍となった。しかし人口比では1万人に1人の割合にとどまっている。オーストラリアではこれまでに、1万人に対して140人の割合で検査が行われている。

ウェブサイト「Our World in Data」の分析によると、この水準はインドや大半の東南アジア諸国を下回っている。

大統領は「われわれは当初から、検査に対してきわめて真剣だったが、必要なキットが分からなかった」と釈明した。

インドネシアは3月半ばに簡易検査キットを輸入したが、検査結果が不正確だったため、陽性判定の出た人をPCR法で再検査する必要が生じていた。

これまでの検査で陽性反応が出たのは4557人。このうち、約9%に当たる399人が死亡している。

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