一般に知られているように、運動は健康に有益だが、ある最新の研究によると、運動のやりすぎは「過ぎたるは及ばざるが如し」で、心臓の衰弱を加速する。特に高血圧患者の場合、その危険性が高いということが明らかになった。
米国ノースダコタ大学のセオドラ・W・シュルツ博士の研究チームは、雑誌「高血圧」上でこれについての実験結果を発表した。実験によると、常に転輪を踏んでいる運動過度の傾向のあるマウスは、ある一定の時間が経つと、心臓に異常が見られ、血液を送り出す働きが弱まっていた。運動が比較的少ないマウスと比較すると、既に高血圧になっており、さらに運動過度を続けるマウスは、心臓の衰弱が明らかに早かったという。
米国の医学専門家はこれについて、「この研究成果は注目に値する。過度の運動は血圧を高くし、それを治療せずに運動を続ける人体に障害を与える可能性があることが分かった」と評論を発表した。
(翻訳:太源)
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