中国河北省の大気汚染が改善、4月はPM2.5が25%減

[上海 13日 ロイター] – 中国生態環境省によると、国内で最も大気汚染が深刻な河北省で、4月に汚染が25%以上改善した。粉塵やわら焼却規制のほか、ディーゼル燃料と花火使用抑制策が奏功した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う工業活動の鈍化も背景とみられている。

微小粒子状物質PM2.5の平均濃度は前年比26.7%減少の1立方メートル当たり33マイクログラムとなり、4月としては最も低水準となったほか、国の暫定基準35マイクログラムも満たした。

1─4月のPM2.5濃度は15.7%減少し59マイクログラム。世界保健機関(WHO)の推奨基準10マイクログラムは上回っている。

河北省は今夏の優先課題について、主に自動車の排ガスと太陽光により生成されるオゾン公害の制御を挙げている。

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