スペイン、イタリア発の直行便受け入れ再開 緊急事態宣言は延長

[マドリード 19日 ロイター] – スペインは、新型コロナウイルス流行を受けて3月11日から導入しているイタリア発の航空便や船舶の受け入れ禁止措置を解除した。ただ、クルーズ船の運航停止や海外からの渡航者への一時隔離措置は維持する。

また政府は19日、3月中旬から続く緊急事態宣言を6月6日まで2週間延長する方針を示した。

スペインの感染者数は世界4番目だが、死者数はこのところ減少しており、欧州で最も厳格なロックダウン(都市封鎖)を緩和する動きが出ている。ただ、海外からの観光客の受け入れは6月下旬まで再開されないとみられる。

政府機関の調査によると、ロックダウン解除後に海外旅行を計画している人はわずか14%。また高額商品の購入計画については、車が4.2%、住宅は3.4%にとどまった。

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