一部の国は「長く困難な道のり」に直面、コロナ封じ込めで=WHO

[ジュネーブ 1日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日、一部の国の新型コロナウイルス対応は「断片的」となっており、あらゆる手段を講じなければ、ウイルス封じ込めで「長く困難な道のり」に直面すると警鐘を鳴らした。

テドロス事務局長は、一部の国で経済活動が再開される中、地域的な感染の再拡大は不可避と指摘。同時に「包括的なアプローチを徹底している国では感染の再拡大を阻止し、制限措置の再導入を回避できるはずだ」と述べた。

世界の新型コロナ感染者は累計1050万人を超え、死者も50万人超に達している。

また、WHOの緊急事態対応を担当するマイク・ライアン氏によると、新型コロナの発生源突き止めに向けて中国で組織された調査団に専門家2人を派遣する計画を明らかにした。

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