ブラジル、新型コロナ死者6万人突破 南部・中西部で感染増

[リオデジャネイロ 1日 ロイター] – ブラジル保健省は、同国での新型コロナウイルス感染による死者数が1日時点で6万人を突破したことを明らかにした。南部・中西部で感染が拡大しているとした。

保健省によると、過去24時間に1038人が新たに死亡、累計死者数は6万0632人となった。

新規感染者は4万6712人で、累計の感染者数は144万8753人。ブラジルの感染者数は、米国に次いで世界で2番目に多い。

衛生担当の高官は記者会見で「2─3週間前までは感染者が少なかった中西部と南部において、ほぼ全ての州で感染増がみられる」と説明した。

保健省によると、6月27日までの1週間で、死者数は南部で37%、中西部で36%増加した。一方、北部と南東部では増加ペースが鈍化しており、北東部は落ち着きつつあるという。

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