オックスフォード大のコロナワクチン試験、「適切な免疫反応」

[ロンドン 1日 ロイター] – 英オックスフォード大学のウイルス学教授のサラ・ギルバート氏は1日の議会公聴会で、新型コロナウイルスワクチンを開発する同氏のチームが後期(フェーズ3)臨床試験で適切な免疫反応を得たと語った。投与の準備がいつ整えられるかについては明確な言及を避けた。

ギルバート氏によると、治験対象人数を多数に広げ、年齢を19歳以上とする後期試験で、ボランティア8000人が、英製薬大手アストラゼネカにライセンスが供与されたワクチン「AZD1222」の治験に参加。後期試験はワクチンが感染予防と新型ウイルス感染症の症状にどう効果を持つかを評価する。

ワクチンの英政府専門チームを率いるケイト・ビンガム氏は、オックスフォード大のワクチン計画とは別に、来年初めまでに画期的な進展があることを希望すると発言した。

ギルバート氏は、オックスフォード大チームのワクチン開発がより早期に進むことを望むと述べたが、ワクチンの準備が整う時期のめどについては、治験の結果次第だと語るにとどめた。

新型コロナは今年末に向けて、北半球の冬の訪れとともに流行が再燃すると警戒されている。

オックスフォード大医学部のジョン・ベル欽定教授は、英国は冬季に新型コロナワクチンがまだない状態を避けるよう用意を進めるべきだと発言した。

関連記事
5月19日、イランのエブラヒム・ライシ大統領およびホセイン・アブドラヒアン外務大臣が乗っていたヘリコプターが東アゼルバイジャン州で不時着する事故が発生した。国営テレビや通信によれば、この事故は山岳地帯で起こり、現地の悪天候が救助活動の障害となっている。
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。