ブラジル、コロナ感染者150万人突破へ 抑制策緩和で悪化懸念

[サンパウロ 3日 ロイター] – ブラジルの新型コロナウイルス感染者数の累計が3日にも150万人を超える見通しとなった。ブラジルの感染者数は米国に次いで世界で2番目に多い。感染拡大に歯止めがかからない中でも、リオデジャネイロでレストランやバーの営業が再開され、状況悪化が懸念されている。

リオデジャネイロでは2日夜にバーなどが営業を再開。サンパウロでは来週、レストランやバーなどの営業が再開される。

ブラジルの感染による死者数は6万人を超えており、リオデジャネイロでは過去4カ月に6600人を超える人が死亡した。死者数がこの水準を超えている国は14カ国のみ。市内の公営病院の集中治療室(ICU)の占有率は70%となっている。

 

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