北朝鮮、米国と対面協議の必要ない=朝鮮中央通信

[ソウル 4日 ロイター] – 北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官は4日、米国と協議を行う必要はないとの考えを示し、米国にとり協議は「政治的なツール」でしかないと指摘した。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。

米国のビーガン北朝鮮担当特別代表は来週、韓国を訪問し、停滞している北朝鮮の非核化協議について話し合う予定となっている。

KCNAによると、崔次官は協議はうまくいかないだろうとし、北朝鮮が政策を転換することはないと表明。「われわれは米国と対面協議を行う必要性を全く感じていない。米国は米朝対話を、政治危機に対処するためのツールとしてしか考えていないからだ」と述べた。

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は6月末、11月の米大統領選挙の前にトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は再び会談すべきだとの見解を示した。

ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)は2日、ニューヨークで記者団に対し、トランプ氏が大統領選の前に「10月のサプライズ」として金委員長との再会談を目指す可能性があると述べた。

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