韓国でコロナ重症患者に両肺の移植手術、快方に向かう

[安養(韓国) 7日 ロイター] – 韓国で新型コロナウイルスに感染した50歳の重症患者に112日間、生命維持装置の体外式膜型人工肺(ECMO)が使用され、その後に両肺の移植手術が実施された。患者は快方に向かっている。病院側が発表した。

新型コロナ患者へのECMO使用期間としては世界最長で、新型コロナ発生以降の肺移植手術は世界で9件目だという。

患者は2月下旬に入院。ECMOは患者から取り出した血液を酸素化し、体内に戻す仕組み。

翰林大学校聖心病院の医師によると、抗マラリア薬「ヒドロキシクロロキン」や抗エイズウイルス薬「カレトラ」、ステロイド剤での治療を試みたが、患者の肺繊維症の悪化は食い止められなかったという。

このため、残された選択肢は肺移植にほぼ限定された。

手術の執刀医は、ECMOの治療を受けている患者に対する肺移植手術の成功率は50%だったと明らかにした。

同院によると、新型コロナ発生以降、肺移植手術は中国で6件、米国とオーストラリアで各1件、行われている。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。