インド、新型コロナ感染者が100万人超え 地方で感染拡大

[ムンバイ 17日 ロイター] – インドの新型コロナウイルス感染者が17日、100万人を超えた。感染者数は、米国、ブラジルに次ぐ3位。地方で感染が拡大している。

保健省によると、17日に新たに3万4956人の感染が確認され、累計で100万3832人となった。死者は2万5602人。

専門家は、人口が約13億人ということを考えると100万人は相対的に少ないと指摘するが、検査を強化するに伴い今後数カ月で感染者数が大幅に増加すると予想される。

当局は3月に感染防止のためのロックダウン(都市封鎖)を導入し、6月から封鎖を緩和していた。封鎖緩和とともに、都市にとどまっていた数百万人の出稼ぎ労働者が里帰りしたため、地方で感染が拡大。今週、出稼ぎの多い東部ビハール州や、IT(情報技術)企業が集積するベンガルールなどが封鎖措置を導入した。

野党・国民会議派のラフル・ガンジー総裁は、今のペースでいくと8月10日までに感染者は2倍の200万人になるとツイッターに投稿し、モディ首相に有効な感染対策を講じるよう求めた。

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