英がスペインからの全入国者に14日の隔離措置、コロナ感染再拡大で

[ロンドン/バルセロナ 25日 ロイター] – 英政府は25日午後11時から、スペインからの全ての入国者に対する検疫を強化し、14日間の隔離措置を講じると発表した。スペインで新型コロナウイルスの感染が再び急増していることに対応したものだが、突然の発表で、ようやく活動再開にこぎ着けた欧州の観光産業や航空業界などが新たな痛手を受けかねない事態だ。

英政府は国民に、スペイン本土への不要不急の渡航も控えるよう勧告。これを受け、欧州最大の旅行会社TUI<TUIGn.DE><TUIT.L>は26日付で英国からスペインに出発する全ツアーを中止するとともに、その後のツアーも急いで見直している。同社の英国マネジングディレクター、アンドリュー・フリンザム氏は「この政府発表以上の情報が得られないことにわれわれは非常に失望している」と述べた上で、なぜ多くの英国民が旅行に出かける週末にわざわざ発表したのかとの疑問を投げ掛けた。

スペインのカナリア諸島とバレアレス諸島は、渡航回避勧告の対象には入っていないものの、これらの地域から英国に帰国する人はやはり隔離措置を受けなければならない。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の桃園市で、台湾人を高収入の仕事で誘い、中国へ移送して臓器を摘出しようとしたとされる越境人身売買事件が摘発された。被害者3人は住宅に監禁され、港から中国へ送られる計画だったが、警察が移送前に阻止した。
サウジアラビア・エネルギー省当局者は9月11日、国営メディアに対し、「東西パイプライン」(East-West Pipeline)が攻撃を受け、当局がリヤドとメディナ地域にあるパイプラインを閉鎖したと明らかにした。この攻撃で複数人が負傷し、市場でも懸念が広がっている。
米同時多発テロから四半世紀。ロンドン、パリ、エルサレム、そして東京など世界各地で追悼式典が執り行われ、同盟諸国が当時の犠牲者を悼むとともに、国境を越えて紡がれた連帯と自由を守る誓いを新たにした軌跡を追う
中共の情報収集が、工作員中心から企業、ドローン、サイバー空間を利用する「分散型」へと広がっている。米国で相次いで明らかになった事例と、防諜当局が警戒する新たな情報網の実態を追う
北朝鮮は9月12日早朝、東部の元山付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル数発を発射した。日米韓による共同訓練フリーダム・エッジが終了した翌日の発射となる