米で子どもの新型コロナ感染急増、7月後半に40%増=報告

[10日 ロイター] – 米国小児科学会と小児病院協会がまとめた報告書によると、米国で7月後半の2週間に子どもの新型コロナウイルス感染が40%増加したことが分かった。

それによると、米国で新型コロナ流行が始まって以来、累計33万8000人を超える子どもの感染が確認されたが、7月16─30日の感染者数は9万7078人に上った。

報告書は49州、ニューヨーク市、コロンビア特別区、プエルトリコ、グアムのデータに基づいて作成されたもので、大半の感染が米南部と西部で確認されたという。感染がこのところ急増している理由には触れていない。

小児科学会は、データから新型コロナ感染症で子どもが重篤化する例はまれとみられると指摘。米疾病予防管理センター(CDC)も同様の見解を示している。

CDCはこのほど新たな指針を発表し、地域の新型コロナ感染が制御不能または高いペースで拡大していない限り、ある程度の学校再開を推奨した。

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