(提供:FABRICE COFFRINI/AFP via Getty Images)

頭が二つ生えたカメ、今年9月で23歳の誕生日を迎える

スイス、ジュネーブに位置する自然史博物館で、ローマ神話に登場する二つの頭を持つ神にちなんで「ヤヌス」と名付けられたギリシャリクガメが発見されたのは今から22年前のことだ。

1997年9月3日に孵化したヤヌスは二つの頭を持って生まれてきた。当時、生存の可能性はほぼないだろうと考えられていたが、博物館での徹底した飼育のおかげで、今年9月には23歳を迎えることになる。

ヤヌスは、博物館に寄贈されたカメの卵から孵化し誕生したが、生まれた時から双頭であったため、短命だろうと考えられていた。

博物館の獣医学者であるアンドレアス・シュミッツさんは「亀は頭を甲羅に引っ込めて身を守りますが、ヤヌスにはそれができません。もし自然界で生きていたら、数時間、もしくは数日の命だったでしょう」とRTSのインタビューで語った。

▶ 続きを読む
関連記事
AIが真偽を曖昧にする現代、孔子の「巧言令色」の警鐘を重ね、日本の職人技に宿る「人の時間と心」に注目。機械には決して偽造できない、手仕事が生み出す究極のリアリティと真の信頼(信)の本質に迫る一編
裸足で大地に触れるだけで、心身に変化が起こる? グラウンディングに期待される14の健康効果と、研究の現状、実践方法を紹介します
親がスマホに気を取られていると、子どもはどう感じるのでしょうか。研究が示す親子の絆への影響と、つながりを深める習慣を紹介します。
高血圧は認知症の危険因子ですが、虚弱な高齢者では異なる傾向も。約6千人の研究が示した、血圧と認知症リスクの意外な関係を紹介します
泥から名器へと生まれ変わる宋代磁器の製作過程を通して、人生の試練の意味を紐解く随想文。過酷な窯の烈火をくぐり抜けてこそ本物の輝きと気骨が宿るように、逆境こそが人を美しく磨き上げるのだと静かに語りかけます