インドネシア、首都移転計画棚上げ コロナ対応を最優先

[ジャカルタ 19日 ロイター] – インドネシアのスハルソ・モノアルファ国家開発企画庁長官はロイターが18日に行ったインタビューで、ジョコ・ウィドド大統領が昨年打ち出したカリマンタン島(ボルネオ島)への首都移転計画が棚上げになっていることを認めた。新型コロナウイルスのワクチン開発や国民への配布など、感染流行の克服と経済回復を「最優先する」と述べた。

長官は移転計画の総括担当。同国で新型コロナ流行の「トンネルの先の光が見えてくるまで」新首都の建設は棚上げされると語った。鍬入れのセレモニーは2022年か23年に延期になる可能性があるとした。

建設計画の総工費は330億ドルとされ、21年までにまず大統領府などの建設を開始、空港や港湾の近代化や道路建設も進められる予定だった。現在2期目のジョコ氏任期の最終年である24年までに公務員も引っ越しを始めることになっていた。

首都ジャカルタは人口過密や交通渋滞のほか頻繁な洪水、地下水のくみ上げ過ぎによる地盤沈下に見舞われており、そうした問題を解消するための首都移転計画はジョコ氏の目玉政策だった。

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