仏、パリ全域でマスク義務化 独は高リスク地域への渡航自粛要請

[パリ/ベルリン 27日 ロイター] – フランスのカステックス首相は27日、新型コロナウイルスの感染が再拡大していることを踏まえ、パリ全域でマスク着用を義務化する方針を発表した。

警察当局によると、歩行者のほかサイクリストにも義務付けられる。28日にから実施される。

保健当局によると、同日の新規感染者数は6111人。ロックダウン(都市封鎖)解除後で最多、コロナ感染が始まってからも2番目の多さとなる。

フランスの新型コロナ感染者は累計25万3587人、死者は3万0544人。

ドイツでは、コロナ感染リスクが高いとされる国や地域への渡航自粛を要請。メルケル首相は、高リスク地域からの帰国者の感染率が非常に高いことを指摘。10月以降、高リスク国に渡航した人は、賃金損失手当を受ける資格を失う公算が大きいと警告した。

また、10月末で期限切れとなるコンサート、スポーツ大会など大規模イベントの禁止措置を年末まで延長する。

さらに16州中15州は、マスクの着用が義務付けられている場所での着用義務違反に対し最低50ユーロ(59ドル)の罰金を科す措置で合意した。

ドイツでの新型コロナの感染者・死者は、他の欧州主要国に比べると少ないが、7月初旬以降は感染ペースが拡大している。

*内容を追加しました。

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