ブルガリア首都で大規模な反政府デモ、一部が警察ともみ合い

[ソフィア 2日 ロイター] – ブルガリアの首都ソフィアの国会前で2日、ボリソフ首相の退陣を求める大規模なデモが行われ、参加者の一部が警察隊ともみ合いになった。参加者は数千人で、反政府抗議デモとしては過去2カ月で最大規模。

警察隊は小競り合いになったデモ隊に催涙スプレーを発射し、35人を逮捕。さらに午後遅くに参加者の一部が警察官に100個以上の小型爆発物や爆竹を投げ付けると、警察隊が放水銃を投入し、国会前広場を封鎖。警察によると約60人を逮捕した。

デモ参加者は卵やリンゴ、生ゴミを投げ付け、警察車両を揺さぶるなどした。当局の発表によると、警官約100人が催涙スプレーに巻き込まれて被害を受けた。

医療当局者の話では、警官とデモ参加者合わせて約45人が病院で手当てを受けた。

反政府派のリーダーは平和的なデモを呼び掛けており、警察官を襲撃したのは工作員だと述べた。

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