米高官、一つの中国政策を「大幅に調整」 台湾支持を鮮明に
中国当局が台湾政府に圧力を強めている中、米政府が、台湾への武器売却に関する機密文書を公開した。米政府高官は、現在「一つの中国」政策を調整していると明らかにし、台湾が中国の一部だと中国側が主張する「一つの中国原則」ではないと改めて強調した。
米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)8月31日付によると、デイビッド・スティルウェル(David Stilwell)国務次官補は、シンクタンクのヘリテージ財団のオンライン会議に参加した。同氏は、米政府が台湾との新たな経済対話を設置することを明らかにした。同氏は、台湾との経済対話を通じて、ハイテク分野や医療用品のサプライチェーン、知的財産権などの分野における双方の協力を深化していくと述べた。
台湾政府は8月末、米国産豚肉と牛肉の輸入規制を撤廃する方針を示した。
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