南アGDP、第2四半期は前期比51%減 4四半期連続マイナス成長

[プレトリア 8日 ロイター] – 南アフリカ統計局が8日発表した第2・四半期国内総生産(GDP)は、季節調整済みの年率換算で前期比51.0%減と、予想コンセンサスの47.3%減を下回った。マイナス成長となるのは4四半期連続。

新型コロナウイルス感染抑制で厳しいロックダウン(都市封鎖)を実施したことが影響した。

前年比では17.1%減だった。

農業が前期比15.1%増となる一方、鉱業は73.1%減、金融は28.9%減、製造業は74.9%減、卸売・小売売り上げは67.6%減、建設は76.6%減などとなった。

第1・四半期のGDPは前期比1.8%減、前年比0.1%増に上方修正された。速報値はそれぞれ2.0%減、0.1%減だった。

統計局のリセンガ・マルレケ統計局⻑は、4四半期連続のマイナス成長は史上初めてと確認。また同局幹部のジョー・デビア氏は、インフレ調整後の経済規模はおおむね2007年第1・四半期と同程度になったと指摘した。

BNPパリバのエコノミスト、ジェフ・シュルツ氏は、新型コロナに加え、国営電力会社エスコムによる計画停電が景気回復を阻害する恐れがあり、「経済がコロナ前の水準に回復するまでかなりの時間がかかる見通し」と述べた。

政府は、今年の経済成長が最低でも7%は落ち込むと予想している。

*内容を追加しました。

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