内モンゴル当局、法輪功学習者への弾圧を強化 市民に通報を奨励
中国内モンゴル自治区のオルドス市東勝区警察が7月21日、下部機関に出した通知で、住民を動員し、伝統気功グループ、法輪功学習者や他の宗教団体の信者の通報や密告を強化するよう求めた。中でも、法輪功学習者が主要な通報対象となっている。住民が法輪功学習者などを通報した場合、最高1万元(約15万5000円)の報酬をもらえるという。
チラシ、写真、スローガン、図画、新聞紙などの制作および配布、または、公共の場での横断幕や垂れ幕の掲示、出版物の発行と印刷、ラジオやテレビ放送などの中断行為は、通報範囲内に含まれる。
内モンゴルだけではなく、山東省、海南省、広東省、浙江省義烏市、安徽省黄山などの各地の地方政府もこのほど、特別プロジェクトを立ち上げ、住民に対して迫害事実を伝えている法輪功学習者を厳しく取り締まっている。プロジェクトは、住民に「全民参加」を強要し、通報の報奨金を設けた。金額は最高で10万元(約155万円)。一部の省、市当局は、この特別プロジェクトを今後3年間続けるとした。
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